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2023.11.22

部屋に飾る絵はどこで買える?プロが教えるセンスが光る選び方とインテリアに合うおすすめ絵画

部屋に飾る絵はどこで買える?プロが教えるセンスが光る選び方とインテリアに合うおすすめ絵画

部屋に絵を飾ると、空間に彩りが加わります。平凡だったインテリアも、おしゃれなものに変わります。それでは、部屋に合う絵は、どこでどのように選べばよいのでしょうか?

予算に合った絵の買えるショップ、飾る場所、スタイル別のインテリアに合った絵画の選択などなど。アートに詳しくない場合は頭を抱えてしまう問題がたくさんあります。そこで、アート販売サイトを運営するアートリエスタッフが、最適な絵の選び方や飾り方について、丁寧にわかりやすく説明します。

センスが光るおすすめ絵画で、あなたの部屋をさらに魅力的に演出しましょう。

目次

予算別!部屋に飾る絵を買える場所

絵画を見ている人

素敵なインテリアのために絵を飾りたいとき、まず気になるのがどこで絵を購入するか、ということではないでしょうか。普段あまりアートを買いなれていない場合は、インテリア用の絵画の入手先がよくわからないというケースは珍しくありません。

価格も含めて、絵の購入方法をご紹介します。

インテリアショップ

インテリアショップ

予算:数千円~

部屋に飾る絵画は、身近なところで見つけることもできます。たとえばインテリアグッズを売るショップに行けば、アイテムのひとつとして、絵画が販売されています。

インテリアショップで絵画を購入するメリットは、実際に目で見て、手に取れること。色や質感など、自分の目で確認ができるのは、購入するかしないかの判断の基準になります。

またインテリアショップで販売されている絵画は、価格面でもメリットがあります。人気のインテリアチェーン店に行けば、1万円以下で絵を買うことも可能。もちろん、サイズにもよりますが、それほど高額にならないのが長所です。

一方、インテリアショップで販売されている絵画は、選択肢が広くないというデメリットもあります。自分がイメージする作品と出会えないなんてことも多々起こるのです。そしてお値段が安い分、質もそれなり。このあたりのバランスを考えて、インテリアショップを活用することになります。

オンライン通販サイト

タブレット端末を触る手

予算:数千円~

ショッピングはオンラインの通販サイトを活用している、という方も多いことでしょう。オンライン通販サイト上には、インテリアのための絵画が数多く販売されています。当然、選択肢は広くなりますね。

通販サイトの絵画はお値段もピンキリ。自分の好みの作品を見つけることは、難しくないかもしれません。でも逆に、作品数が多すぎて決められないなんてことも起きてしまいます。

また通販サイトの画像を見ているだけでは、質感や微妙な色など、分かりにくい点が多いのも確かです。「気に入って購入したのに、実際の商品を見たら想像と違っていた」なんてことも起こるのがオンラインショッピング。そのあたりのリスクも考慮して、通販サイトを活用する必要があります。

美術館のショップ

ニューヨーク近代美術館スーベニアショップ

予算:¥10,000~

インテリア用の絵画を買う場合、穴場は美術館付属のショップ。本物のアート作品のコピーを買うことができます。

しかし美術館のショップで扱っている絵画は、美術館所蔵の絵が中心。その絵画の様式がお好みでない場合は、インテリアにしたい絵画も見つけにくいという状況が生まれてしまうのです。

ギャラリー・画廊 

ギャラリー

予算:¥30,000~

絵画の選び方は3つのポイントを意識しましょう。

絵画を扱っているお店といえば、ギャラリーや画廊があります。大小にかぎらず、ウィンドウに絵画がディスプレイされているお店を目にしたことがあると思います。

ギャラリーや画廊が扱う絵画は大半は本物。存在感があるぶん、お値段も高くなります。アートに興味がない人にとっては、ちょっと敷居が高いというイメージもありますね。でも場合によっては、若手アーティストの掘り出し物に遭遇するなんて幸運も期待できます。

購入後に「やっぱり気に入らなかった」というアクシデントが起こった場合、簡単に買い換えられないのもデメリットです。

百貨店・専門店 

美術品専門店

¥80,000~

ギャラリーと画廊に入りにくい場合は、百貨店内にある美術品売り場に行くという手もあります。大手の百貨店内の絵画コーナーならば、気軽に立ち寄ることができますね。

また百貨店はお店の信用にかかわるため、アフターケアもきちんとしているのはありがたいところです。しかし、絵画を扱うコーナーは、百貨店の中でも高級品を扱っているフロアにあります。これまた、アートに興味がなかった人にとっては、ハードルが高い金額が明示されていることも。

また百貨店や専門店の絵画コーナーはスペースが限られているため、気に入った作品に出会うまでマメに訪れる必要があります。本物や精緻なコピーを扱う百貨店や専門店の絵画は、高額になることも覚えておきましょう。

アートフェア・展示会

アートフェア

予算:数千円~

各地にある美術館では、常設展のほかにもさまざまなイベントがあります。期間限定の展示会や、アートフェアが開催されるのです。

もし展示会のテーマがお好みの作家であったら、出かけてみる価値があります。アートフェアや展示会では、ポスターなどのグッズを入手できるチャンス。素敵な雑貨を選ぶ感覚で、絵画を購入できます。 ただし、展示会を鑑賞して気に入った作品が必ずしもグッズになっているとはかぎりません。グッズ化されるのは、ポピュラーな作品に限られているのが残念ですね。

ここで、それぞれの購入方法のメリット・デメリットをまとめるとこうなります。

入手場所価格メリットデメリット
インテリアショップ数千円~・実際に目で見て、質感やサイズ、色を確認できる
・価格が安い
・選択肢が狭い
・品質は期待できない
オンラインショップ数千円~・選択・価格ともに幅広い
・営業時間に関係なく、思い立ったときに検索できる
・選択肢が多すぎて決断できない
・実際の色や質感がわかりにくい
美術館のショップ1万円~・美術館所蔵のアート作品を見つけられる・自分の好みの作品が商品化されていない可能性がある
画廊・ギャラリー3万円~・本物を購入できる
・将来性のある若手アーティストの作品に出会える
・お店に入りにくい
・価格が高い
・買い替えが難しい
百貨店・専門店8万円~・本物・精緻なコピーを購入できる
・アフターケアが行き届いている
・価格が高い
・好みの絵がすぐにあるとは限らない。
アートフェア・展示会数千円~・好きなアーティストのコピー絵画を購入できる・常時入手できるわけではない

悩んだときはアートリエが便利!

アートをインテリアとして飾りたいと思っても、作品の選択は簡単ではありません。実際に部屋に飾ると、サイズがマッチしなかったり、雰囲気が合わなかったり、さまざまな不測の事態が発生します。

そんなときは絵画の販売サイト「アートリエ」がおすすめです!好みの作品を選んでも、即購入する必要はありません。レンタルして、しばらく様子を見てから購入を決めることも可能。また絵画の交換もできるので、オンライン通販サイトの実物を見ることができないデメリットが解消されています。

アートリエでお気に入りの作品を見つけてください。

飾る場所別!部屋に飾る絵の選び方

インテリアにアートを活用したい場合、どこに飾るかで選択も異なります。それぞれのエリアに飾るアートの選び方、コーディネートの方法を、詳しく解説します。

リビング

リビング

リビングは日常生活の中心。リビングに絵を飾るときは、インテリアのイメージにマッチする絵を選びましょう。

絵のサイズ

一般的にリビングは広めのスペースが確保されています。ソファやテレビなど、設置する家具も大きめ。そのため、広い面の壁に大きなサイズの絵を飾るとよいインパクトになります。

キャビネットの上の空間が空いている場合は、中サイズの絵を飾るとバランスが取れます。

絵の色

リビングを華やかなイメージでまとめたいときは、絵の色もカラフルなものがおすすめ。逆に、白や茶色、グレーや黒などのニュートラルカラーを基調にした絵ならば、リビングは落ち着いた雰囲気になります。

白や黒、グレーを基調にしたモダンなインテリアの場合、アートはアクセントになります。鮮やかな色の抽象画を飾ると、インテリアにメリハリがつきます。全体的に暗いトーンのインテリアには、カラフルでシンプルなラインの絵画によって、明るさを演出しましょう。

絵のテーマ

リビングの雰囲気によっては、抽象画もよく合います。アートに詳しくないと、抽象画は「よくわからない」というイメージがありますね。

クールでシャープなモダンインテリアには、風景画や人物画よりも、抽象画のほうがしっくりするケースもあります。シンプルな抽象画のラインによって、モダンなインテリアがすっきりとまとまります。

絵の飾り方

リビングのなかでも、面積が広い壁に絵を飾ります。

リビングの絵は天井に高い位置に飾られているのを目にしますが、視線の高さくらいが適切といわれています。他の家具のサイズ、天井の高さも考慮する必要があります。

玄関

玄関

玄関は、家の顔。

来客があったとき、玄関の雰囲気でその家の幸福度が察知できるくらい重要なエリアです。玄関に絵を飾るときのポイントを見ていきましょう。

絵のサイズ

玄関に飾る絵のサイズは、大きすぎると圧迫感を感じます。玄関のスペースに合わせて、少し控えめのサイズがおすすめです。

絵の色

玄関を構成するのは、ドア、壁、床、下駄箱などなど。

これらの色彩は、白やグレー、濃色でまとめられていることが大半です。こうした色に映える鮮やかなアートを飾ると、玄関は一気に明るいイメージに。

逆に、玄関を落ち着いた佇まいにしたい場合はどうでしょうか。その場合は、下駄箱や壁、床の色彩とグラデュエーションとなるカラーのアートがおすすめ。絵と玄関の色がなじんで、落ち着きのあるインテリアとなります。

絵のテーマ

玄関に飾る絵は、来る人を歓迎するような花や自然をテーマにしたものが人気。

もちろん、玄関の雰囲気に合う抽象画も素敵です。玄関から家の内部をつなぐ要素として、奇抜過ぎるテーマは避けるのが無難です。

絵の飾り方

玄関に飾る絵は、たたきに立ったときに視線が行く高さに飾ります。

面積が一番広い壁に飾るのが主流ですが、それぞれの家の玄関の構造に合わせてみてください。

寝室

寝室

寝室の主目的は睡眠にあります。

睡眠を妨げるような刺激の強い絵は、避けましょう。また寝室は、基本的に使用する人しか入らない空間。使用する人の好みを100%反映した絵を選ぶことができます。

絵のサイズ

寝室に飾る絵は、中~大がベター。

ベッドやクローゼットなど、大きめの家具に合わせたサイズを選びましょう。

絵の色

寝室のアートは、色にもこだわってみましょう。

リラックス効果が期待できる緑、青、白、茶色、紫など、自分が心地よいと感じる色を基調にするのがコツです。

絵のテーマ

心が落ち着く絵画のテーマの例として、風景画があげられます。好きな季節の風景画を寝室に飾ることで、リラックス効果が期待できますね。

寝室のベッドカバーやカーテンに花柄などがあっても、風景画ならばしっくりと馴染みます。風景画は優しいイメージのものが多いため、上品なインテリアになるのもメリットです。風水や占いにこだわる場合も、風景画の季節や向きを選ぶことで運気が上昇する可能性もあり!

寝室にグリーンを置いていたら、絵も同じ植物で統一するのも素敵です。風景や植物をモチーフにした絵はナチュラルで、飽きが来ません。質のよい睡眠のために、よい環境を作ってくれます。

絵画のラインは鋭利なものは避け、まるみや温かさを感じる絵がベターです。

絵の飾り方

寝室の絵は、ベッドボードの上に飾るケースが多いようです。寝室の主役はベッド。ベッドの上の空間が絵によって埋まることで、バランスのよいインテリアとなります。

書斎

書斎

書斎に絵を飾るとより知的な雰囲気になります。書斎の使用目的によって、マッチする絵も変わってきます。

絵のサイズ

読書のための書斎ならば、小~中サイズのアートを飾ります。

机に座って見上げた時に目に入るサイズの絵は、大きすぎないほうが落ち着きます。また小さな絵を数点飾るという手もあります。一方、書斎を創作の場として使う場合は、大きめの絵がインスピレーションをかきたててくれる可能性が大です。

絵の色

読書や日記を書くなどの目的ならば、モノクロのカラーにすると読み書きの邪魔になりません。

書斎をクリエイティブな活動のために使う人は、インスピレーションを喚起してくれる刺激的な色やデザインも効果的。斬新な発想が生まれるかもしれません。

絵のテーマ

書斎は自らと向き合う時間でもあります。

思考の邪魔にならないような、静謐感が漂う絵のほうが落ち着きます。創作活動のための書斎ならば、ユニークな画風の絵を飾ってみてはいかがでしょうか。

視点もユニークになるはず。独創的なアイデアが生まれる可能性が高くなります。

絵の飾り方

書斎では机に座ることが大半。座って視線を上げたときに、すこし上方に当たるあたりに絵を飾ると落ち着きます。

子ども部屋

子ども部屋

子ども部屋のアートは、子どもの感受性を育ててくれる大切なエレメント。ぜひ素敵な絵を飾りたいですね。

絵のサイズ

通常の部屋ならば、絵を飾る場合もインテリアとの統一感を重視します。

でも子供たちの発想は自由。大きさにこだわらず、子どもの好みに合わせたサイズがベストです。

絵の色

おもちゃや絵本を想像してみればわかるように、子どもを対象にしたグッズは鮮やかな色のものばかり。

これは、鮮やかな色が子どもの能に刺激を与え、発達を促進するからといわれています。朝起きたときに元気が出るような、明るい色の絵を飾ることをおすすめします。

絵のテーマ

アートが子どもの成長に大きな影響を及ぼし、さまざまなスキルを身につける一助となることは、近年の研究でも明らかになっています。(※1)

子ども部屋に飾る絵は、子どもが興味を持っているものをモチーフにしたものがベスト。女の子ならばお花やプリンセス、男の子ならば乗り物や恐竜など。子どもが好む絵本やおもちゃから、好みを察することができます。

また、将来興味を持ってくれることを祈って、宇宙やサイエンスをテーマにした絵も素敵ですね。子どもにとっては未知の世界のものを飾ることで、想像力を刺激してあげましょう。

<引用元>

※1.Pern State University「Art – an opportunity to develop children’s skills」

絵の飾り方

子ども部屋に飾る絵は、子どもの目に入らなくては意味がありません。子どもの視線が届く高さ、150cm位を目安に飾るのがおすすめです。

トイレ

トイレ

清潔なトイレに絵を飾れば、より心地よい空間を作ることができます。

トイレに飾る絵はどのように選ぶべきか、解説します。

絵のサイズ

トイレはそれほど広い空間ではありません。

飾る絵も、そのスペースに合わせた小さめのものがおすすめです。アパートの一畳程度のトイレならば、ポストカードサイズでもOK。A4サイズの絵も、しっくりと収まります。

A1サイズなど大きめの絵は、二畳以上の空間があるトイレにぜひ。

絵の色・素材

トイレに飾る絵は小さめのサイズが主流。

鮮やかな色にしても、それほど邪魔になることはありません。しかしトイレは落ち着いた空間にしたいもの。モノトーンなど、控えめのカラーでまとめるとすっきりします。

トイレに絵を飾る場合に注意したいのは、色よりも素材。アクリルの額装やステンレスなど、拭き掃除が簡単な素材を選びましょう。ファブリックやキャンバス素材は埃がたまりやすく、手入れが不便。トイレという性質上、清潔感を保つことが肝心です。

絵のテーマ

トイレはプライベート空間のさいたるもの。

刺激的なテーマやメッセージ性が強いものは避け、控えめなテーマの絵が最適です。

絵の飾り方

トイレに絵を飾るときは、便座に座った高さに合わせます。

床から110㎝くらいの高さが落ち着きます。入り口から入って正面の壁に飾る場合は150cmくらいの高さで飾ってみてください。

キッチン

キッチン

日常的に使うキッチンに飾る絵は、どのようなものがふさわしいでしょうか。

飾り方も含めて解説します。

絵のサイズ

キッチンに飾る絵は、鑑賞目的ではありません。

心地よく過ごすためのエレメントのひとつなので、それほど大きめの絵ではないほうがしっくりきます。横長の絵よりも、縦長のタイプのほうが洗練されたイメージに。

キッチンは調理道具や食材など、モノが多い場所です。絵のサイズも小さめにして、すっきりとさせたいですね。

絵の色

キッチンは美味しい食事を作る場所です。

ポジティブな気分で過ごせるような、明るい印象の絵がおすすめ。ツールや食材が多いキッチンと調和するようなカラーを見つけてください。

絵のテーマ

キッチンに飾る絵は、お料理する人の好みのタイプを選びましょう。キッチンを使う人が、個人的に好む絵を飾ることで、お料理も美味しくなります。

絵の飾り方

食材や調理道具の収納だけでスペースを占めているキッチン。

絵は壁に飾れるタイプにしたほうが、空間をより有効に使えます。冷蔵庫やキャビネットがない壁に飾るのが理想的ですが、いずれにしても小さいサイズでまとめるようにしましょう。

スタイル別!インテリアに合う絵画

インテリアには、テイストによっていくつかの種類があります。

それぞれのテイストの絵について、飾り方も含めて解説します。

北欧

北欧インテリア

インテリアが北欧テイストの場合、飾る絵のモチーフも北欧風にするとハズレがありません。

北欧のインテリアはナチュラル。森や花、動物などをモチーフにしています。北欧系の絵画の特徴、そして選び方のポイントです。

  • 自然をテーマにしたものが多い
  • 北欧の生物や植物をイメージして選べばハズレが少ない
  • 色は柔らかく温かみのあるタイプが合わせやすい
  • モノトーンのインテリアにはモノトーンの色の絵画がフィットする

北欧テイストの素敵な絵を見つけたら、サイズに注目しましょう。絵画のサイズや枚数は、対象となる壁面の横幅、高さによって変わります。ソファの背面の壁ならば、絵を飾るのはソファの背もたれから天井のスペースの中間の位置。複数枚の絵を飾りたい場合は、シンメトリーになるよう配置すると、部屋全体が落ち積ます。

壁面に十分な広さがある場合は、大きめの絵を1枚飾るのも粋です。画用紙などを利用して、絵の配置を考えるのも楽しいものですね。

モダン

モダンインテリア

モダンインテリアの場合は、どんな絵が似合うでしょうか。少し大人びた印象のあるモダンテイストの場合、次の点を考慮に入れると素敵なインテリアになります。

  • 風景がや人物画がピンと来なかったら抽象画に注目する
  • 白、黒、グレー、茶色が基調のモダンリビングには、思い切って鮮やかな色を配置する

明るいインテリアを目指す方は、明るい色の抽象画に要注目です。

ナチュラル

ナチュラルインテリア

女性に人気のナチュラルテイスト。ナチュラルなリビングに飾る絵は、次の点に注目して選んでみましょう。

  • 木材の木目などが美しいナチュラルリビングには、パステル系やアースカラーの絵を飾るとフィットしやすい
  • 鮮やかな原色の色の絵は、ナチュラルテイストのバランスを崩す可能性があるためレベルが高い
  • 抽象画も具象画も問題ないが、具象画の場合は植物をモチーフにすると木目を生かしたナチュラルリビングと統一感が出る
  • ウッドフレームの絵を飾るとまとまりやすい 

かわいい

かわいいインテリア

世界的に知られるようになった「かわいい」の概念。インテリアで実践する方法を参考にしてみてください。

  • メレンゲのようなほんわかとした甘い色を選ぶ
  • 淡い色は可愛いイメージを体現しやすい
  • ペールトーンのシェルフやクラシカルなフォルムのライトで、よりソフトな印象にできる
  • ソフトなデザインを重視し、大人向きのキャラも取り入れてみる

カフェ風

カフェ風インテリア

自宅をカフェ仕様にしてみたいと思っている方は多いことでしょう。カフェテイストを演出するためのコツをつかんでおくと便利です。

  • 温かみのあるタッチの手描きのアートを活用
  • まろやかなラインの抽象画もフィットしやすい
  • 黒板調のボードを取り入れる
  • 緑や鉢をいくつか配置する
  • カジュアル感を重視して自由にインテリアを決める
  • 思い切ってテイストの異なるアートを組み合わせる

和モダン

和モダンインテリア

近年よく耳にするようになった「和モダン」。和モダンとは、具体的にどのようなインテリアを指すのでしょうか。

おしゃれな古民家カフェなどを想像していただくと、わかりやすいかもしれません。伝統的な建築や構造を重視しつつ、モダンな機能性に富んだインテリアのことです。

和モダンのインテリアの実践には、次のようなポイントがあります。

  • 木材や畳、障子や襖をそのまま使う
  • 日本古来のカラーを重視して、色味を抑えたナチュラルなイメージの絵を選ぶ
  • アースカラーは和モダンに合わせやすい
  • 古色を活かすためにあえて強い色をアクセントとして使う方法もよい
  • ゴールドやブラックを使って高級感を演出する
  • 天井の低さやイスのないライフスタイルに合わせて、絵は低めに配置する

インダストリアル

インダストリアルインテリア

インダストリアルテイストとは、工業的要素を持たせて無機質さを際立たせたインテリア。

金属やコンクリートの質感を生かすところが、インダストリアルテイストの特徴です。都会的で洗練された雰囲気を目指しましょう。

次の点に注目です。

  • モノクロやセピア色のアートがフィットする
  • 基本となるのは木材、鉄、レザー
  • 工場や大都市をテーマにした絵を選ぶ
  • ビンテージやレトロなどの要素を配置する
  • 無駄な装飾は極力避ける

 ⇒ポイント:色によって変わる絵画が与える印象

絵を選ぶときに知っておきたいのは、それぞれの色が人間に与える影響や効果についてです。人間は無意識のうちに、視覚に入ってくる色の影響下に置かれているためです。

日常生活の中心となるスペースに飾る絵は、色の影響も考えながら選ぶ必要があります。

それぞれの色の影響と、その効果を活かせる空間をまとめます。

ふさわしい場所心理的効果効果身体への影響
キッチン・居間・情熱を持たせる ・強い感情を喚起する・血液の循環をよくする ・活力を与える
キッチン・レクリエーションスペース・喜びや幸福感の向上 ・注意力と学習意欲を刺激・食欲の増進 ・消化の促進
寝室・バスルーム・イライラや疲労感を鎮める ・ストレスや不安の軽減・目に優しい ・心拍数や血圧を下げる
寝室・リビング・バスルーム・リラックス気分の促進 ・興奮を抑える・鎮痛や鎮痙 ・不眠症の改善 ・汗の分泌を抑える
書斎・トイレ・神経の興奮を抑える ・リラックス効果・血液の浄化 ・脳神経を落ち着かせる
応接室・居間・高級感を高める ・神秘を感じさせる・神経に威圧を感じる ・内臓の働きが鈍る
キッチン・バスルーム・生活全体を活性化する ・晴れやかな気分になる・呼吸が楽になる ・体が軽く感じる

部屋に絵を飾るときの注意点

絵を飾ることでインテリアもレベルアップします。しかし、絵を飾るのに適さない場所もあります。次の条件がある場合は、飾った絵も劣化してしまう可能性が。

  • 湿気がある水まわり(湿気によって絵の劣化を招くため)
  • 屋外(暴風雨にさらされると絵の劣化が早まるため)
  • 直射日光が当たる場所(直射日光が当たると絵が変色してしまうため)
  • 煙草の煙の影響を受ける場所(煙草のヤニや臭いが絵に染みついてしまうため)
  • 料理の油や煙を吸収しやすい場所(料理の油や匂いが絵に染みついてしまいうため)
  • 暖房器具が近い場所(油絵は熱によって劣化を助長させるため)
  • 乾燥しやすい場所(絵画のひび割れを起こす可能性があるため)
  • 温度差が激しい場所(表面が結露してしまう可能性があるため)
  • 動物や子どもの手が届きやすい場所

絵への被害、事故が起こりやすいため絵の劣化や事故を防ぐためにも、こうした場所には絵を飾らないようにしましょう。

また賃貸住宅に住んでいる場合、壁に穴をあけてもいいのか、事前に確認をするようにしましょう。

絵画でつくる理想の部屋

インテリアにおける絵画はあくまで二次的要素。でもセンスのいい絵を選ぶことで、お部屋のイメージはぐっと洗練されたものに変わります。

色や画風、自分の好み、サイズなど、絵を飾る場合には考えなくてはいけないポイントがいくつかあります。インテリア用の絵画はお値段もピンキリですから、購入場所や方法も大事な要素になります。「自分好みに合わせて素敵な絵画を選びたいけれど、迷ってなかなか決められない」。そんな方にはアートリエがおすすめ。

「これこそ探し求めていた絵だった!」と納得できる絵で、素敵なインテリアが実践できます。ぜひ、アートリエにご相談ください!

本物のアートを購入/レンタルするならアートリエ

Q&A

Q1. 部屋に絵を飾るときのポイントは何ですか?

A1.・飾る場所(エリア)を決める

まずは、飾る場所(エリア)です。絵は場所・配置によって雰囲気が大きく変わります。

飾る場所によっては、せっかくの絵の魅力が発揮されないことも。絵を買う前に、飾る場所の目星をつけておくことが重要です。

どんな部屋にしたいのか、どんな絵を飾りたいのかをイメージしながら、飾る場所を決めておきましょう。

・絵のサイズを決める

絵のサイズによっては、部屋の雰囲気を壊してしまうなんてケースも。サイズが大きすぎて、そもそも部屋に入らないという惨事も発生します。

そういった事態に陥らないためにも、おおよその絵のサイズをあらかじめ決めておきましょう。たとえば、広々とした壁に飾るのであれば、大きめの絵の方がバランスが取りやすいです。逆に小さい絵であっても複数で組み合わせれば、一つの集合体アートとして存在感を放ちます。

絵のサイズは、作品によってA2やA4などさまざま。絵を飾りたい壁と余白のバランスを考えながら、絵のサイズを決めましょう。

こちらを参考にしていただくと、わかりやすいです。

A4サイズプリンターで使うA4用紙
B4サイズ大学ノート
A2新聞紙の半分(1面分)

これらのアイテムでサイズを体感しながら、絵のサイズを決めてみてください。

・壁に穴を開けて問題ないか確認する

賃貸の部屋に住んでいる場合、壁に穴を開けて問題ないか確認する必要があります。

基本的には、壁の修繕等については賃貸契約に明記されています。絵を飾るために壁に穴をあける必要がある場合は、契約書を読んで確認をとるようにしましょう。

詳細が分からない場合は、直接大家さんや管理会社に確認しておくと安心です。

Q2. 部屋に絵を飾るとどんな効果がありますか?

A2.部屋が片付き、無駄な買い物が減る

絵を飾るためには、部屋の雰囲気作りが大切です。照明や家具の配置を見直す必要があります。またすっきりと絵が見られるように、不要なカレンダーや細々した雑貨などを整理する機会にもなります。

絵を中心としたインテリアが完成すれば、「絵を飾った部屋に合うか?」が買い物をするときの判断基準になります。つまり、衝動買いも減らすことにもつながるのです。部屋がすっきりとして、無駄な買い物が減る。

まさに、一石二鳥ですね。

・部屋が広くなる

自分の好きな「絵」を飾るだけで、部屋の印象が全く違ったものになります。部屋も広く感じられるようになります。それはなぜでしょうか。それまでは余白に過ぎなかった壁に絵を飾ることで、視覚的に奥行きが出るからです。

「絵」によってイメージされる世界によって、視線がお部屋のさらに向こうへと向くためです。実際にはない空間を感じることで、お部屋がより広く感じられるのです。

・会話が弾む

飾る絵は、決して高価な絵である必要はありません。自分が本当に好きな絵を選んで飾ることが最重要事項です。あなたの趣味や嗜好が表現されることで、招待した友達やお客様との会話のきっかけにもなります。

「どうしてこの絵を選んだの?」

「どこで購入したの?」

といった具合に、飾られた絵から会話が広がることも。絵を足がかりにして、親睦を深めることもできそうですね。飾られた絵から、相手はあなたのセンスを感じとってくれるはずです。

・リラックス効果がある

海外では、部屋に絵を飾って楽しむことはごく普通のことといわれています。家屋の規模の違いもあり、日本ではそこまで絵画を飾る習慣が普及していないかもしれません。でもその昔は、日本にも絵画を飾る慣習が存在していました。たとえば、どこの家にもあった和室の床の間。床の間には、季節に合わせた掛け軸をかけたり、生け花を飾ったりするのが普通です。

つまり日本にも、自宅で絵を鑑賞する文化は存在していたのです。油絵、水彩画、水墨画、浮世絵、ポップアートなど、絵画のジャンルは多様です。アートに精通する必要はありません。自分が「好き」と思ったアートをきっかけに、興味は広がっていくからです。また床の間の掛け軸のように、季節によって絵を変えるのも粋です。

そこに自分の好きな絵がある。それだけで、居心地のよい空間が生まれるのです。

多忙な毎日、リラックス空間を確保することは心身の癒しにつながります。大好きな絵を飾り、癒しの空間を作りましょう。

Q3. 部屋に絵を飾る場所はどこがいいですか?

A3. 絵画を飾りたい声が最も多い人気の部屋4選は、

(1)玄関(2)リビングルーム(3)寝室とトイレ

でした(※)。

もし絵画を飾る場所に迷っていたら、この結果を参考にしてみてください。在宅時、もっとも長時間過ごす空間はどこでしょうか。

まずはその場所に、絵を飾ることから始めてみましょう。

Q4. 壁に穴を開けずに絵を飾る方法はありますか?

A4. 方法はいくつかあります。以下を参考にしてください。

・直接床に立てかけて飾る 

壁に穴を開けない方法として最も簡単なのは、直接床に置いて、壁に立てかける方法です。ただし安定感が悪いのがデメリットです。

・穴を開けない貼り付けアイテムを使う

貼り付けアイテムをそれぞれの特徴とともにまとめます。

①【ひっつき虫】

耐荷重200g程度
取りつけ可能な壁凹凸がないこと
取付不可能な壁ざらざらした壁・湿りや汚れがある壁・繊維
購入場所ホームセンター・amazon・楽天 など

まずご紹介するのは、ひっつき虫を使った飾り方です。

 ひっつき虫は耐荷重200g程度と軽いため、飾れる作品は限られます。

今回ご紹介するグッズの中では、最も簡単に飾ることができるタイプです。

②【粘着フック(カレンダー用)】

耐荷重500g程度
取りつけ可能な壁凹凸がない(板壁・ステンレス・タイル・ガラス・プラスチックなど)
取りつけ不可能な壁凹凸がある・壁紙・土壁・天然大理石
購入場所ホームセンター・amazon・楽天 など

次にご紹介するのは粘着フックを使った飾り方。今回は「3M コマンドフック カレンダー用」を使っていきます!

 名前の通り、カレンダーや額縁に入った絵を飾るのに向いていますが、実はフックを2つ使うことでキャンバス作品も飾ることも可能です。

③【粘着フック(ひもタイプ用)】

耐荷重800g程度
取りつけ可能な壁凹凸がある塩ビ製壁紙
取りつけ不可能な壁紙製・布製・塩ビ以外の壁紙
購入場所ホームセンター・amazon・楽天

次は「3M コマンドフック 壁紙用 フォトフレーム ひもタイプ用」。

先ほどと同じ粘着フックですが、こちらは額縁のようなひもを使って飾るタイプに特化しています。耐荷重も800gと額縁の作品を飾るには十分な耐久性です。

賃貸に多い凸凹タイプの壁紙にも貼れるのがありがたいですね!!

④【マジックテープ】

耐荷重1kg程度
取りつけ可能な壁凹凸がない(板壁・ステンレス・タイル・ガラス・プラスチック など)
取りつけ不可能な壁凹凸がある壁・壁紙・土壁・砂壁・天然大理石など
購入場所ホームセンター・amazon・楽天など

最後にご紹介するのは「3M コマンド ファスナーMサイズ 」。

壁と絵にファスナー(マジックテープ)のタブを接着して、それを組み合わせることによって飾ることができるツールです。非常に粘着力が強いため、壁紙では使用できません。

Q5. 絵を購入するおすすめの場所はどこですか?

A5. ご予算に合わせた絵画の購入方法をご紹介します。

絵画の購入方法は画廊(ギャラリー)・百貨店・個展・ネット通販などが一般的です。それぞれザクっと販売価格が異なっている印象があります。

※あくまで参考ですので少々の金額前後はお許しください。

以下、安い順でご紹介します。

①.ネット通販 予算イメージ:1万円〜

もっとも簡単な絵画を購入する方法は、ネット通販です。自宅にいながら絵画を購入できることが最大のメリット。画廊に入るのはハードルが高いという人には、ギャラリーに行かなくても購入できることが長所です。

しかし、初めてアートを購入する人にとっては、実物を確認できない点が大きなリスク。希望する絵画のサイズ感が明確にある場合、あるいはすでに何枚か絵画を購入したことがある方におすすめします。とにかく予算を抑えたい方は、ネット通販が便利ですね。

②個展・合同展 予算イメージ:3万円〜

アーティストが主催している個展は、比較的安価に絵画を購入することが可能です。特に若手アーティストが開催している個展では、1万円から原画が購入できるなんてこともしばしば。

アーティスト本人が値付けしていることが多く、販売価格はピンキリです。

③百貨店 予算イメージ:10万円〜

絵画を購入する方法として、百貨店に行くのがもっともメジャーかもしれません。一定の評価を受けている作品が揃っていることや、画廊と比べると入店ハードルが低いことなどが大きなメリットですね。

過去に絵画を購入したことがない人でも、高島屋や大丸などの絵画コーナー、あるいは展示会をご覧になった経験はあると思います。ただし、百貨店での絵の購入は価格の面でデメリットがあり。

百貨店で販売されていることもあり、定価10万円以上の作品が大半。手軽さにかける印象がありますね。

④画廊 予算イメージ:10万円〜

絵画購入といえば、画廊を想像する方も多いでしょう。しかし、なんとなくアートの知識がない状態で画廊に行くのはハードルが高いですよね。

「そもそも画廊ってどこにあるの?」と思う方も多いかもしれません。

実は気がつかないだけで、東京や大阪のような都心部でなくても、画廊はあちこちにあります。ぜひ、ご自宅近くの画廊を検索してみてください。

画廊で購入するメリットは、

・アートに精通したスタッフさんに相談できること

・将来性のあるアーティストを発見できる可能性が高いこと

投資的な感覚で絵画購入を考えている方は、画廊で相談することをおすすめします。

Q6. インテリアに合う絵画の選び方を教えてください。

A6.もともとあるインテリアや家具との相性は大切なので、まずはその部屋にどんな絵画やアートが合うのかを考えます。

たとえば、こんなシチュエーションを想像してみてください。「ナチュラルな雰囲気の部屋に、未来的な絵画やアートを飾る」。たとえ家具とまったく同じ色の作品を飾っても、「ナチュラル」と「未来的」というエレメントは、不調和になる可能性が高いです。

ネット上では、絵画やアートのインテリア例をたくさん見つけることができます。どういった作品が自分の部屋に合っているのか、できるだけ多くのインテリア写真を参考にして、アイデアを明確にしましょう。

それぞれのスタイルに合うアートをまとめると、次のようになります。

ナチュラルスタイル:動植物をモチーフにした絵画やアースカラーのアートがおすすめ

北欧スタイル:自然界をモチーフにした絵画や文字や抽象柄などのアートもおすすめ

インダストリアルスタイル:アイアンやレザーなどのアート、写真やポスターなどのインテリア絵画がおすすめ

カフェスタイル:温かみのある手描き絵画やインテリアグリーンなど、自由な雰囲気でラフに飾るのがおすすめ

これはあくまで一般論。実際のインテリアに合わせて、臨機応変に絵を選んでください。

絵画を置く場所やサイズに注意

絵画やアートを、どこに飾るのかを具体的にイメージしてみましょう。まず部屋の注目ポイントを考えて場所を決めます。一般的には、ソファーや寝具、棚など壁に寄せている家具の上に飾るとバランスがよいとされています。

場所が決まると、飾る作品のサイズも限定されます。インテリアに合う絵画やアートを決めるにあたって、サイズはとても重要。

大きめのアートにすると大胆でモダン、小さめのアートにするとシンプルで静かな雰囲気になります。注目される場所と自分好みの雰囲気になるサイズを考えて、さまざまな角度からインテリアのバランスを確認するようにしましょう。

<絵画やアートの主な飾り方>

1点集中型:お部屋の主役的な存在を作りたい場合にぴったり。小ぶりなサイズであれば、シンプルでゆとりのある印象も作れます。

ギャラリー型:絵画を複数並べて飾ることで、アートの世界観をより強調できます。

Q7. 絵画の飾り方にはどのような方法がありますか?

A7. 絵画の飾り方には様々な種類があり、壁掛け以外の方法でも飾ることができます。

「お部屋をどのような雰囲気にしたいか」

「空間をどのように演出したいか」

「どのように絵画をみせたいか」

こうした課題をクリアにすると、おのずと絵画の飾り方が見えてきます。各目的に合わせて、絵画の飾り方を変えることができますね。

・紐

フレームへ入れずにポスターのように飾るなら、紐を用いるのがよいでしょう。壁に紐を取りつけてクリップで飾るシンプルさが、アートの美しさをより引き立てているように感じます。

・ピクチャーレール

大きい絵画を飾る時には、ピクチャーレールもおすすめです。ピクチャーレールの取りつけ方や、絵画の飾り方によって耐荷重は異なります。

最大で50kg以上の重さに対応しているタイプもあります。

・壁面棚

絵画を飾る方法として、壁面棚を利用するのもおすすめです。絵画自体を壁に固定するわけではないので、気分によって入れ替えたり、絵画を追加したりすることが可能。

スペースに余裕を持たせて飾ったり、実例のように少し重ねて置いたりと、いろいろな置き方を楽しめます。

・イーゼル

穴を開けずに絵画を飾りたいのなら、イーゼルを取り入れましょう。イーゼルは、お店のカフェやウェルカムボードとして使用されている例をご覧になったことがあると思います。

軽い作りなので移動も簡単。さらに高さや角度の調整もできるので、絵画の大きさや向きに合わせた配置が可能です。サイズやカラーのラインナップが豊富なのもポイントで、画材屋に行かなくても通販サイトで購入できます。

・棚or床に置く

壁に穴を開けたり、設置アイテムを使用したりするのはちょっと……という人は、床や家具を直接置くのも手です。視点が下に行くため、コーディネートは簡単ではありません。一方で、アトリエ感を演出できたり、配線隠しのツールにもなってくれます。

ロータイプの家具と相性がよいのもこのタイプの特徴。大きい絵画の飾り方に悩んでいる方は、家具の隣に並べて飾るのがよいでしょう。ただし、部屋が物であふれていたり床が散らかっていたりすると逆効果。ごちゃっと見えてしまいます。整理整頓を意識してくださいね。

Q8. 絵画を飾る高さはどのように決めるべきですか?

A8. 生活空間での絵の高さは、それぞれ状況が違いますので100%といえるものはありません。

絵画を飾る高さは、まさにケースバイケース。一般的には、絵の中心が目線の高さより少し上にくるとよい、といわれています。画廊とは異なり、生活空間には家具が点在しています。体を引いて見るスペースがない場合が大半です。

自宅の生活空間に絵を飾る場合は、目線より少し上にすることで、家具と棲み分けが付きやすくなります。ソファやテーブルなど大きめの家具がある場合は、少し低めに飾ってもよいバランスになります。高すぎる場所に絵を配置すると、鑑賞者との距離が冗長してしまいます。また座ったときはさらに高く感じるため、家具とのバランスを考えながら、低めの位置を意識しましょう。

Q9. 購入した絵画が部屋に合わなかったらどうすればいいですか?

A9. 配置を変える: 絵画の配置を変えることで、部屋に馴染むかもしれません。他の家具や装飾品とのバランスを考えながら配置を調整してみてください。

アイデアその①背景色を変える

可能ならば、絵画の背景色を部屋の雰囲気に合うものに変えてみましょう。絵画を引き立たせるために、背景色を変更することができます。

アイデアその2他の部屋に移す

入手した絵画が本来の場所に合わない場合は、他の部屋に移動してみるのもひとつの手です。予想外に別の部屋のインテリアにマッチすることもあり。

アイデアその③新しい絵画を探す

どうしても入手した絵画が本当に自分の部屋に合わないと感じる場合。新しい絵画を探すことも選択肢の一つです。自分の好みや部屋の雰囲気に合った絵画を見つけるために、ギャラリーやオンラインショップで根気よく探してみてください。

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