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2025.12.23

​​モデルルームに絵画を飾る重要性を解説|場所別・雰囲気別のアートの選び方も紹介

​​モデルルームに絵画を飾る重要性を解説|場所別・雰囲気別のアートの選び方も紹介

アートリエが、モデルルームに設置する絵画について解説します。

モデルルームに絵画を飾ることで、インテリアとして空間を彩れるだけでなく、来場者の購買意欲にも良い影響が期待できます。一方で、「本当に絵画は必要なの?」「どのような絵画を選ぶべき?」と感じる方も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、絵画を飾る重要性に加えて、場所別・雰囲気別の選び方を紹介します。黄金比をはじめ構図や色の活用ポイントにも触れ、一点ものの原画を取り入れる価値もお伝えします。

空間作りにこだわりたい方はぜひ参考にしてみてください。

目次

モデルルームに絵画(アート)を飾る重要性

モデルルームに絵画(アート)を飾るべき主な理由は、次の4つです。

  • 購買意欲を高められる
  • モデルルームの質を高められる
  • コミュニケーションが取りやすくなる
  • リラックスしてもらえる

それぞれ詳しく解説します。

購買意欲を高められる

モデルルームに絵画を飾ることで、空間に深みや魅力が加わり、来場者が「ここでどんな暮らしができるか」を想像しやすくなります。

人は美しいと感じる空間に心地よさを覚える傾向があるため、絵画は室内の印象を整えるアイテムとして役立ちます。

とくに、1:1.62といった黄金比構図に近い構図や、曲線を多く取り入れたデザインは安心感や心地よさを感じさせるといわれています。

また、青を基調とした色彩は「落ち着き・誠実さ」などの心理的連想を生みやすく、空間全体をすっきりと洗練された印象に整えます。

一方で、店舗の内装色に関する研究では、青がもたらす“心理的な鎮静作用”や“ポジティブな感情反応”が、小売店の利用意向や製品への好意度に影響する場合があることも報告されています。

構図や配色を意識して選ぶことで、空間全体の美しさが引き立ち、「この部屋での暮らしを想像しやすくなる」といった効果が期待できます。

モデルルームの質を高められる

絵画を飾ることで、モデルルームに高級感が加えられ、質を高められます。一点ものの原画は、作家の筆跡や絵具の質感が感じられ、来場者に量産品では出せない深みや温かみを与えることも可能です。

近年ではステージング会社による家具や雑貨のレンタルが主流ですが、原画を扱うケースは少なく、その希少性が空間の価値を高める要素のひとつになります。

壁に一点ものの絵画を飾るだけで、モデルルーム全体に本物ならではの質感や奥行きが加わり、来場者の印象に強く残る空間を演出できるでしょう。

コミュニケーションが取りやすくなる

アートは、来場者との会話のきっかけになり、距離を縮めるのに効果的です。絵を介して好みや価値観を共有できるため、信頼関係を築くことも可能です。

案内担当者もアートの魅力を伝えることで表現力が磨かれ、コミュニケーション能力がアップする可能性もあります。

リラックスしてもらえる

絵画には、視覚を通して心を落ち着かせる効果があります。

もともとアートは、海外では日常的に飾られ、日本でも季節に合わせて掛け軸を替えるなど、暮らしの中で空間を整える役割を担ってきました。

モデルルームでも同じように、絵画を一点取り入れるだけで空気感がやわらぎ、来場者に心地よさを感じてもらいやすくなります。

アートが放つ柔らかな雰囲気は、忙しい日常を忘れさせ、リラックスできる上質な時間を演出します。

モデルルームに飾る絵画(アート)の選び方

モデルルームに飾る絵画(アート)の選び方

モデルルームに飾る絵画(アート)を選ぶ際は、以下のポイントを押さえることが大切です。

  • 雰囲気に合わせる
  • 壁の色に合わせる
  • インテリアに合わせる
  • 飾る場所によって大きさを考慮する

それぞれのポイントを詳しく解説します。

雰囲気に合わせる

絵画選びで最も重要なのは、空間の雰囲気と調和させることです。

ナチュラルテイストの部屋に抽象画を飾ると、絵だけが浮いてしまうことがあります。モダンでスタイリッシュな空間に柔らかなタッチの風景画を合わせると、全体の印象がぼやけてしまう場合もあります。

絵画を設置する前に、来場者にどのような印象を与えたいかを明確にして、テーマに沿った作品を選ぶことが大切です。空間全体の世界観を意識することで絵画が馴染み、モデルルームの完成度が高まり、購入後の生活がイメージしやすくなる効果も期待できます。

壁の色に合わせる

壁の色と絵画の組み合わせは、来場者からの印象を左右するポイントです。白く明るい壁には、濃い色調の絵を飾るとコントラストが生まれ、作品の存在感が際立ちます。

グレーやダークトーンの壁には淡い色を使ったアートを取り入れることで、重くなりすぎず上品な空間に仕上がります。さらに、カーテンやソファの色を意識してトーンを合わせることも重要です。

壁と絵画の関係性を意識することで、視覚的に調和した空間を演出できます。

インテリアに合わせる

家具や照明など、インテリアと絵画のテイストを合わせることは、空間全体の統一感をつくるうえで重要です。

さらに、モデルルームの場合は “家具だけでは演出しきれない質感” をアートで補うケースも増えています。
そのなかでも、筆致や絵具の立体感が伝わる原画は、空間に奥行きや上質さを添えられるため、テイストに合う原画を一枚取り入れる選択肢も有効です。
ステージング会社のレンタルではアートパネルやポスターが中心のため、原画を一点加えるとモデルルーム全体の印象が大きく変わります。

インテリアが同系色で統一されている場合は、そこにはない色調のアートをアクセントとして置くのも効果的です。あえて同系色でそろえると、より落ち着いた統一感を演出できます。

飾る場所によって大きさを考慮する

絵画の大きさは、飾る空間の広さや形状に合わせて選ぶことも大切です。たとえば、リビングやダイニングなどの広い空間には横長で大きめの作品を飾ると、空間全体が引き締まりバランスの取れた印象になります。

廊下や玄関などの限られたスペースには、小さめの絵を複数枚並べることで、リズム感のあるおしゃれな演出が可能です。正方形の作品を縦や横に並べるなど、壁の形に合わせて工夫すると、動きのある空間になります。

また、アートのサイズが空間に適切にフィットすると、モデルルーム全体にまとまりが生まれ、来場者に「この空間で生活するイメージ」を自然に抱かせやすくなる効果も期待できます。

アートリエでは、モデルルームに最適なアートを、企画提案から設置までワンストップでサポートしています。アートの購入からレンタルまで可能なため、モデルルームに価値をプラスしたい方は、ぜひ一度ご相談ください。

>>法人向けアートの購入・レンタルのご相談はARTELIERにお任せください

【場所別】モデルルームに飾る絵画(アート)の選び方

【場所別】モデルルームに飾る絵画(アート)の選び方

モデルルームやショールームでは、部屋ごとに求められる雰囲気や役割が異なるため、飾るアートも空間に合わせて選ぶことが大切です。

ここでは、以下の場所別に、モデルルームで効果的に見せるための絵画の選び方を紹介します。

  • 玄関
  • リビング
  • ダイニング
  • 寝室
  • トイレ

各空間がどのように見えるか、来場者にどんな印象を与えるかを踏まえながら、おすすめのアートとともに解説します。

玄関

玄関は来客を最初に迎える場所であり、モデルルーム全体の印象を左右する重要なエリアです。

そのため、華やかすぎる作品よりも、上品で落ち着いた雰囲気のアートを選ぶと落ち着いた印象を与えられます。

玄関は滞在時間が短くスペースも限られるため、小ぶりなサイズの絵画がいいでしょう。

木製フレームやベージュ・グレーなどのナチュラルカラーの作品を選べば、どんな玄関とも調和しやすく、訪れた人に心地よい第一印象を与えてくれます。

モデルルームの玄関におすすめの絵画(アート)

「by-product#1」

by-product#1

アーティスト:吉見 紫彩

サイズ:14cm(縦) x 14cm(横)

購入価格:15,000円

レンタル価格:月額3,800円

作品ストーリー:本作は別の作品の制作する過程でできた副産物を額装しました。

絵の具のついたパレットやマスキングテープなど、作品を制作する際に出る副産物(あるものを生産する過程でそれに付随して必然的に得られる他の産物)は破棄されることが通常ですが、そこに現れる意図しない美しさに驚くことも多くあります。

そこで、本作はその「制作」の外部にある美しさを額装することで目に留められる状態にしました。

リビング(テレビボード)

リビング(テレビボード)

リビングはモデルルームの中でももっとも視線が集まる場所です。空間の印象を左右するため、壁面には“主役”となるやや大きめのアートを飾るのがおすすめです。

一般的な住宅サイズのリビングであれば、10号以上、20〜30号程度の中〜大サイズの作品がバランスよく見えます。生活シーンをイメージしやすくなり、空間全体にメリハリが生まれます。

広めの壁面の場合は、壁幅の7~8割程度を目安に大きめの作品を置くと、空間の主役になるポイントとして機能しやすくなります。複数枚を組み合わせて配置する方法も効果的です。

リビングにテレビを設置しない場合は、テレビボードに絵画を設置するのもおすすめです。テレビの代わりに大きめの絵画を飾ることで、モデルルームの質を高められます。

モデルルームのリビングにおすすめの絵画(アート)

「無題 210209」

無題 210209

アーティスト:眞野丘秋

サイズ:53cm(縦) x 65.2cm(横)

購入価格:150,000円

レンタル価格:月額5,700円

作品ストーリー:宇宙からのインスピレーションに従って、体が動くままに、オートマティックに制作しました。

絵画に込めた意味や思想はなく、純粋にエネルギーを感じていただけたらと思います。

アクリル絵具だけでなく、ブレンデッドファイバーというメディウムを使用していますので、絵画表面に微小な凹凸があります。

作家が何かを意図して描いたものではありませんので、タイトルは「無題」としています。

なにか大いなる存在に描かされた感覚がありますので、サインは表面ではなく、裏面に記載してあります。

ダイニング

ダイニングに飾る作品は、食卓の雰囲気をやさしく引き立て、会話や食事の時間を心地よく演出してくれる穏やかな作品が適しています。

ダイニングは家族や友人が集まり、自然と視線が交わる場所のため、強い色味よりも落ち着いたトーンの作品が空間になじみやすくなります。

モデルルームでは、生活シーンを想起させるために、温かみのある抽象画や柔らかいタッチの風景画など、食事の時間を妨げない作品が選ばれることが多いです。筆致が伝わる原画を飾ると、食卓まわりの“質感”が増し、モデルルーム全体の品格を高められます。

作品サイズは、中~小サイズが適しています。

モデルルームのダイニングにおすすめの絵画(アート)

「CHELSEA MARKET」

CHELSEA MARKET

アーティスト:線画家 もんでんゆうこ

サイズ:29cm(縦) x 38cm(横)

購入価格:70,000円

レンタル価格:月額3,800円

作品ストーリー:2018年、NYへ行ってスケッチしてくるよ、と一人旅へ。コロナ前の平和な時代と言えるのでしょうか。

お洒落でラグジュアリーなお店が軒を連ねるショッピングモールの地下でみつけた女性ひとりで営んでいたワゴン販売に目がとまったので、その場で描いたもの。

寝室

寝室に飾る作品は、鮮やかで強い色調よりも、落ち着いたトーンや柔らかなタッチの抽象画が適しています。

寝室は一日の疲れを癒やし、心を落ち着かせる空間です。穏やかなブルーやグレー、ベージュなどの自然な色合いを取り入れると、安心感と静けさを演出できます。

モデルルームでは、絵具の質感や筆致がやさしく伝わる原画を飾ることで、空間の“温度感”が増し、より上質で穏やかな寝室をイメージしてもらいやすくなります。

飾る場所は、枕元やサイドテーブルの上など視線に入りやすい位置がおすすめです。視線の流れを意識した場所に飾ることで、上質で落ち着いた寝室空間になるでしょう。

モデルルームの寝室におすすめの絵画(アート)

「Stay Awake (A-#71)」

Stay Awake (A-#71)

アーティスト:&lemon

サイズ:35cm(縦) x 35cm(横)

購入価格:12,200円

レンタル価格:月額3,800円

作品ストーリー:こちらの作品は実際に私が撮影した写真の上から絵具を重ね合わせた作品となります。写真という過去の時空間の上から、今現在の未来の自分を重ね合わせ、新しい視点でもう一度その場所を訪れてみる、という試みによって、時間の流れや記憶の成り立ちについて考察をした作品シリーズとなります。

想い出やそれを構成する感性や感動の儚さと美しさを感じていただける作品となれば嬉しいです。

トイレ

トイレに設置する作品は、コンパクトで圧迫感のない絵画がおすすめです。淡い色合いや軽やかなデザインの作品を選ぶと、清潔感とほどよい開放感が生まれ、狭い空間でも圧迫感なく飾れます。

カラフルな色合いは空間を明るく見せるだけでなく、風水的に運気を高められるといわれています。

トイレに小さめのアートを添えるだけでも、短い滞在時間で「この家は細部まで丁寧に作られている」という印象につながり、モデルルームの質を高められます。

モデルルームのトイレにおすすめの絵画(アート)

「pneuma#13」

pneuma#13

アーティスト:吉田実穂

サイズ:20.3cm(縦) x 25.4cm(横)

購入価格:6,000円

レンタル価格:月額3,800円

作品ストーリー:キャンバス作品の断片のようなドローイングです

【雰囲気別】モデルルームに飾る絵画(アート)の選び方

【雰囲気別】モデルルームに飾る絵画(アート)の選び方

モデルルームでは、空間全体の雰囲気づくりが購買意欲に大きく影響します。

そのため、インテリアテイストに合ったアートを選ぶことはとても重要です。

ここでは、代表的な5つのスタイルに合わせて、空間をより魅力的に見せるアートの選び方を紹介します。

  • モダン
  • ナチュラル
  • 北欧風
  • カントリー
  • 和風

テイストに合った一枚を取り入れるだけでも、生活イメージが具体的になり、空間の完成度が高まります。それぞれの特徴に合わせて、選び方のポイントを見ていきましょう。

モダン

モダンスタイルのモデルルームには、シンプルで洗練された印象のアートがマッチします。モダンな雰囲気には、家具や建材の直線的なデザインと調和する、余白を生かした構図や控えめな色使いの作品がおすすめです。

モノトーンやグレーなどを基調としたスケッチ画やアクリル画、油彩画は空間に深みと上質さをもたらし、来場者が「ここでの暮らし」を具体的に想像しやすくなります。また、光と影のコントラストを活かすアートを選ぶと、立体感が生まれ、よりスタイリッシュな印象に仕上がります。

モダン空間は素材感との相性が良いため、筆致や絵具の厚みが感じられる原画を一枚取り入れると、空間全体の完成度がより高まるでしょう。

モダンテイストのモデルルームにおすすめの絵画(アート)

「陽に染まる街並み」

陽に染まる街並み

アーティスト:斉藤真人

サイズ:46cm(縦) x 53.5cm(横)

購入価格:110,000円

レンタル価格:月額5,700円

作品ストーリー:いつか見た記憶の風景を描きました。

それは雨の夕暮れ時に見えた
雲の切れ間から覗かせた太陽の光が降り注いだ一瞬の風景。

光に反射し、現れた遠くの街並みは
光に霞みとても神秘的に見えました。

まもなく雨が上がり、晴れ間を予感させる風景は見る人にきっと前向きな気持ちを与えてくれる事でしょう。

どこかアンティーク感を備えた凹凸感ある絵肌も作品の魅力の1つです。
深く味わい深い作品をどうぞお楽しみください。

作品に合わせて作った手づくりの木枠付きです。

ナチュラル

ナチュラルテイストのモデルルームには、自然素材の質感や穏やかな色合いを引き立てるアートが適しています。白・ベージュ・ライトグレーを基調とした空間には、植物や風景をテーマにしたやさしいタッチの作品を飾ると、住まい全体に温もりが生まれます。

水彩画やパステル画などの淡い色彩のアートは、空間全体に温もりと心地よさをもたらします。また、自然光の入る場所に飾ることで時間帯によって表情が変わるため、より豊かな雰囲気を楽しめます。

ナチュラルなモデルルームにおすすめの絵画(アート)

「Face Vase No.8」

Face Vase No.8

アーティスト:川西 郁美

サイズ:33.3cm(縦) x 33.3cm(横)

購入価格:17,600円

レンタル価格:月額3,800円

作品ストーリー:草花をモチーフに、色彩と陰影のリズムを感じながら、歌うような踊るような絵をテーマに描いています。

原画作品で一点物になります。

軽いのでダルマピンなどで壁に掛けたり、ただ立てかけて置いておくだけでも素敵です。

ホルベインのマットバーニッシュで画面保護をしています。

ツヤ消しのマットな質感が軽やかでおしゃれな雰囲気です。

北欧風

北欧風のインテリアには、白やグレー、淡いブルーなどの落ち着いた寒色を基調としたアートがよく合います。北欧スタイルの特徴といえる明るく穏やかな空間を保つには、色数を抑えて統一感を意識することが大切です。

家具やファブリックに差し色を使う場合は、あえて控えめなトーンを選ぶことで全体のバランスが整います。やさしいタッチの水彩画やパステル画などを取り入れることで、北欧らしい上品で落ち着いた雰囲気を演出できるでしょう。

北欧風のモデルルームにおすすめの絵画(アート)

「昭」

昭

アーティスト:小林功二

サイズ:53cm(縦) x 45.5cm(横)

購入価格:110,000円

レンタル価格:月額5,700円

作品ストーリー:いつかどこかで見た風景のような抽象画…。

を描こうと思っています。

何も決めず、自由に手を動かしながら出来上がっていくフォルム。

観てくださるかたが、それぞれに何かストーリーを思い浮かべてもらえるような…。

そんな絵を描きたいです。

「昭」

あきらか。あかるい。

しめす…。

あきらかになる。

いつか。

カントリー

カントリースタイルのモデルルームには、ぬくもりや素朴さを感じさせるアートが適しています。ハーブや花を描いたボタニカルアート、牧歌的な風景画、動物モチーフなどは、素朴さや家庭的な温かみを自然に引き出してくれます。

色合いは、優しい色合いや少しくすんだトーンを選ぶと、カントリー調のモデルルームに自然に溶け込みます。

また、筆致や絵具の厚みが感じられる原画を取り入れると、“手仕事の温もり”がより強く伝わり、カントリースタイルの魅力を一段と引き立てられます。自然素材の家具と組み合わせることで、暮らしの情景が具体的にイメージしやすい空間に仕上がります。

カントリースタイルのモデルルームにおすすめの絵画(アート)

「宙」

宙

アーティスト:小林大悟

サイズ:31.8cm(縦) x 41cm(横)

購入価格:66,000円

レンタル価格:月額3,800円

作品ストーリー:ドードー鳥のようないきものが宙に放り出されるような様子を描きました。

和風

和風やアジアンテイストのモデルルームには、自然素材や落ち着いた色合いを生かしたアートがマッチします。

和室にはベージュやブラウン、モスグリーンといったアースカラーを取り入れると、畳や木材の色味と相性がよく、空間全体が穏やかで調和のとれた印象に仕上がります。

金箔や黒をアクセントにした作品を飾ると、和の落ち着きの中に上品さと華やかさが加わり、空間に深みを与えられるでしょう。

和風のモデルルームにおすすめの絵画(アート)

「#10 Urumqi_2」

#10 Urumqi_2

アーティスト:nomadicat

サイズ:30cm(縦) x 30cm(横)

購入価格:8,000円

レンタル価格:月額3,800円

作品ストーリー:私が描く抽象画にはタイトルが無い為、 実際に旅して訪れた都市の名前をつけています。色や風景、イメージに近いものを。旅の記憶を掘り返しながら。どこかで見た風景に インスピレーションを受けて 無意識に絵に映し出されているのかもしれません。作品に上下は特には決まっておりません。表面の凸凹やヒビ、質感や、側面も愛でていただけると幸いです。

モデルルームに最適な絵画(アート)の飾り方

モデルルームに最適な絵画(アート)の飾り方

モデルルームでは、絵画(アート)そのものだけでなく「どのように見せるか」も空間の印象を大きく左右します。飾り方が適切だと、生活シーンが想像しやすくなり、来場者の視線を自然に誘導したり、空間に高級感を持たせる効果が高まります。

  • 目線に合わせて設置する
  • 照明を当てる
  • 複数の作品をおしゃれに飾る

それぞれ詳しく解説します。

目線に合わせて設置する

アートは「どの高さに飾るか」によって印象が大きく変わります。

絵を飾る際は、作品の中心を床から140〜150cm程度の高さに設定するのが理想とされています。この高さは、多くの美術館やギャラリーでも採用されている位置です。

目線より高めに飾ると作品が空間の主役として際立ち、低めに配置するとインテリアと調和して落ち着いた印象になります。

家具の高さや通路の見え方なども考慮しながら、空間全体に視線が流れるよう配置すると、モデルルームがより洗練された印象になります。

照明を当てる

アートに専用の照明を当てることで、作品の質感や色彩がより美しく見え、空間全体の高級感がぐっと高まります。特に、柔らかい光を斜め上から当てると絵具の厚みや陰影が浮かび上がり、原画ならではの奥行きを感じられます。

このように、ダウンライトやスポットライトを使うとおしゃれな雰囲気に仕上がりますが、劣化が進行する可能性もあるため注意が必要です。

作品に長時間ライトや紫外線が当たる際は、作品の劣化を防ぐためにUVカット加工を施したカバーを取り付けるなど、光の強さや角度に配慮できると安心です。

複数の作品をおしゃれに飾る

複数の絵を飾る場合は、色調やモチーフの素材などを統一すると、まとまりのある印象に仕上がります。また、同じサイズの作品をずらして配置する「段掛け」は、階段や廊下の壁などに最適です。

大小の作品をバランスよく組み合わせることで、アートギャラリーのような空間を演出できます。

アートリエでは、モデルルームに最適なアートを企画提案から設置までワンストップでサポートしています。空間に本物の価値をプラスしたい方は、ぜひアートリエにご相談ください。

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まとめ

リビングルーム

この記事では、モデルルームに絵画を取り入れる意義と、空間の雰囲気・場所ごとの最適なアートの選び方を解説しました。

モデルルームに絵画を取り入れるだけで、空間の印象や雰囲気は大きく変わります。家具や照明だけでは表現しきれない奥行きや個性が生まれ、来場者の記憶に残るモデルルームを演出できます。

さらに、アートは購買意欲を後押ししたり、営業担当との自然な会話を生み出したりと、商談の質を高める役割も果たします。モデルルームの魅力を最大限に伝えたい場合は、アートを戦略的に取り入れることが重要です。

アートリエでは、アートの購入・レンタルをサポートしています。作品選定から配置計画、設置まで、すべておまかせも可能です。予算やモデルルームの雰囲気をもとに、5,000点の作品の中から、最適なアートを提案いたします。

モデルルームに飾る絵画(アート)を探している方は、ぜひアートリエへご相談ください。

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著者
ARTELIER編集部

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