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2025.10.21

法人への贈答品はアートギフトがおすすめ!アートを贈るメリットや経費の計上方法も解説

法人への贈答品はアートギフトがおすすめ!アートを贈るメリットや経費の計上方法も解説

アートリエ編集部が法人への贈答品について詳しく解説します。

法人への贈答品選びで、お酒や胡蝶蘭などの定番品か、心に残るアート作品をプレゼントするか迷う人も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、法人への贈答品でおすすめのアートギフトを紹介します。また、絵を贈るメリットや、経費の計上方法も併せて紹介します。

この記事を読めば、贈答品にアートを選ぶメリットがわかるので、ギフト選びに迷っている方はぜひ参考にしてみてください。

法人向けの贈答品にはアートのギフトがおすすめ

法人向けの贈答品にはアートのギフトがおすすめ

法人向けの贈答品はアートがおすすめです。アートの魅力は贈る人の想いを込められたり、見る人の心に響いたりと、さまざまな効果があります。さらに、従業員のストレスの解消や、豊かな感性を育む点でも効果的です。

ビジネスシーンに合わせて相手の状況に適したアートを選ぶと、好印象を与えられます。日々の暮らしを豊かにし、長く鑑賞できるアート作品は、贈答品として最適です。

法人への贈答品について

法人への贈答品について

法人への贈答品は、お中元やお歳暮といった季節のご挨拶だけでなく、取引先や関係企業の大きな節目に贈られることも多くあります。

具体的には、開業祝い、就任祝い、周年記念、創業記念(周年)、上場、新社屋竣工(事務所移転)、受賞・表彰など、企業の発展や転機を祝う場面が中心です。

経費として扱う場合、個人的な贈りものだと認められませんが、事業に関係するケースは計上できます。

贈答品は、接待交際費・福利厚生費・広告宣伝費などの項目で処理できます。ただし、高価な贈りものは経費として認められない場合があるため、注意が必要です。取引先との関係にもよりますが、贈答品にかける金額は10万円以内が適切とされています。

取扱いは法令の改正や状況によって異なる場合があります。贈答を検討する場合は、必ず税理士などの専門家にご相談ください。

法人にアートを贈答するメリット

法人にアートを贈答するメリット

法人にアートを贈答するメリットは、以下のとおりです。

  • 高級感がある
  • オリジナリティがある
  • 相手の好みに合わせられる
  • 記念品になる
  • インテリアとして長く楽しめる

それぞれ詳しく解説します。

高級感がある

アートは高級感があるため、法人への贈答品として最適ですアートを贈る方法の1つであるオーダーアートは、企業のコンセプトをはじめ、オフィスの雰囲気やインテリアなどに合う、最適な絵画を制作、または選定してもらえます。

会社に合う絵画を飾ることで、企業のイメージアップやブランド力の向上など、さまざまなメリットがあります。作品自体の価値は原料や加工技術、デザインや色調、アーティストの知名度などで左右されます。

また、企業の理念やソーシャルイノベーションなど、作品以外の表現が加わることで特別感が増します。

オリジナリティがある

オリジナリティのあるアートを贈るメリットは、企業理念やビジョンに寄り添った、唯一無二の贈りものになることです。

アートは、ストレスを癒したり、感性を豊かにしたり日々の暮らしに変化を与えます。さらに、企業理念やビジョンをアートで表現することで、歴史や想いも作品に込められます。

取引先への想いを形にすることで、さらに良い関係を築くことも可能です。世界で唯一の作品はありふれたプレゼントとは異なり、プレミアムな印象で心に響く贈りものになるでしょう。

相手の好みに合わせられる

相手の好みに合わせられる

一般的な贈りものは、誰にでも合う無難なプレゼントがほとんどですが、アートは相手の趣味や好きなものをイメージして贈ることができます。相手の好きな動物や飼っているペットの絵、思い入れのある風景画を贈ると、喜ばれます。

法人の場合は、会社のイメージや価値観に合わせて作品を選ぶとよいでしょう。相手の好みに合わせてプレゼントすることで、良好な関係を築けます。

記念品になる

記念日の思い出としてアートを贈ると、特別な日を演出できます。オープンに合わせた開業祝いや、会社の周年記念にアートを贈ることで、相手に喜ばれて深く心に残ります。

会社の従業員にアートを記念品として贈れば、士気を高めるのに効果的です。

インテリアとして長く楽しめる

アートは花やお酒のように、枯れたり飲んだりしてなくならないため、インテリアとして長く楽しめます。また、精神や健康状態で、アートの印象が変わる点も魅力的です。同じアートでも、毎回新しい感性で受け止められます。

相手が好きな作品を贈ることで、より長く楽しんでもらえる点はアートを贈答品にするメリットの1つです。

法人へ贈答する際のアートの選び方

法人へ贈答する際のアートの選び方

法人へ贈答する際のアートの選び方は、主に以下のとおりです。

  • 開業祝い
  • 就任祝い
  • 周年記念
  • 結婚祝い

それぞれ詳しくみていきましょう。

開業祝い

法人の開業祝いとして贈答品を贈る際は、企業のイメージやお店の雰囲気に合った作品を選びましょう。華やかな明るい印象の作品であれば、お店の雰囲気づくりを後押しできます。

作品を選ぶときは自分の感情や好みに左右されないようにして、開業する店舗の繁栄を願う気持ちで贈ることが大切です。

就任祝い

就任祝いのアートを選ぶ際は、幸運に恵まれる題材を用いた作品を贈ると、相手の成功を願う想いを伝えられます。日本では、亀・松・富士山などが縁起物として有名で、成功・繁栄・長寿を意味します。

就任祝いを選ぶ際は、縁起のよいアートデザインがおすすめです。

周年記念

周年記念のアートを選ぶ際は、さらなる繁栄を願う作品がおすすめです。会社の節目でもある周年記念には、経営者の肖像画や会社の外観をモチーフにしたオーダーメイドも選択肢の1つです。

相手の会社の規模や、企業文化に合った高級感ある作品が喜ばれます。ただし、赤1色の作品は赤字や火事を連想し、喜ばれにくいことがあるので避けましょう。

結婚祝い

結婚祝いとしてアートを贈る際は、新居を飾るのに相応しい、2人に合った作品がおすすめです。2人の共通の趣味に関する作品や、個性に合っている作品が喜ばれます。

ただし、それほど親しくない間柄の場合は、ロマンチックで幻想的な作品がおすすめです。大きすぎる作品は生活空間の場所をとるため、程よくコンパクトなサイズを選ぶと喜ばれる傾向にあります。

法人へ贈答するアートの購入方法

法人へ贈答するアートの購入方法

アートの主な購入方法は、以下のとおりです。

  • ギャラリー
  • 百貨店
  • 個展
  • オークション
  • アーティストの公式サイト
  • アートの販売サイト
  • アートコンサルティング会社

それぞれ詳しくみていきましょう。

ギャラリー

ギャラリーは絵画や彫刻など、美術作品を展示しており、無料で鑑賞できることがほとんどです。美術館ほどの規模ではありませんが、アーティストの作品を気軽に楽しめます。

販売もしているため、相手に合う作品が見つかれば、購入も可能です。ギャラリーでは、作品に関して直接質問できる利点もあります。また、美術商といったプロが運営しているため、魅力的な作品を安全に購入できます。

百貨店

百貨店では、作品の価格を表示して展示してあるため、予算に合わせて探せます。美術品に詳しいスタッフに対応してもらえるため、質問も可能です。さらに、品質が良く価値の高い作品が集まるため、安心して購入できます。

ただし、百貨店での展示開催は短期間でスペースも限られるため、扱っている作品が少ない傾向にあります。

個展

個展

個展では、アーティスト本人から直接絵を購入できる点が魅力的です。アーティスト本人に作品のテーマやメッセージを聞けるため、贈る相手のイメージに沿った作品を見つけられます。

相手の状況を詳しく伝えて依頼すれば、アーティスト次第でオーダーも可能です。個展での購入は、偽物や品質の心配がない点でも安心できます。

オークション

オークションは、有名なアーティストや価値の高い作品もあり、管理者も信頼できることがほとんどです

現代では、ネットオークションも開催されており、移動や時間帯を気にせず気軽に参加できます。ただし、実際に見て購入できないため、実物の色味の違いや配送トラブルには注意が必要です。

また、落札できないこともあるため、必ず購入できるとは限りません。オークションでの購入は予算内に収まらない可能性も考慮しておきましょう。

アーティストの公式サイト

近年のアーティストは個人でSNSを利用して、作品を公表しています。公式サイトを保有しているアーティストも多く、サイトから直接購入も可能です。

アーティストのサイトから購入する際は、個人のやり取りになるため、金銭トラブルや個人情報の取り扱いなどに注意が必要です。

アートの販売サイト

アートの販売サイトは、多くの作品を手軽に閲覧できます。じっくり探せるため、お気に入りの作品を見つけられる可能性も高めです。有名なアーティストは少ないですが、プロフィールや評価がわかりやすいため、作品選びの参考にもなります。

ただし、直接見られないため、サイズや作品の雰囲気は慎重にチェックする必要があります。

アートコンサルティング会社

アートコンサルティング会社では、美術や芸術に関する知識を持ったスタッフがアートの購入や選定のサポートをしています。予算や要望・オフィスの雰囲気・インテリアをもとに、最適なアートやプランを提案してもらえるのが魅力です。

アートリエでは、選定から導入までワンストップでアート導入をサポートしています。予算やアートをレンタルする目的、設置場所に合わせて、約5000点の豊富な作品の中から最適なアートを提案いたします。アートの導入を検討している方は、アートリエへご相談ください。

>>法人向けアート導入のご相談なら、ARTELIERにお任せください

法人へアートを贈答する際の注意点

法人へアートを贈答する際の注意点

法人へ贈答する際の注意点は、以下のとおりです。

  • 空間に合うアートを選ぶ
  • サイズを考慮する
  • 相手の好みに合わせる

それぞれ詳しく紹介します。

空間に合うアートを選ぶ

法人へ贈答品を贈る際の注意点は、相手の空間に合うアートを選ぶことです。アートを飾る場所によっては、合う作品と合わない作品があります。

会社の玄関口なら会社のイメージを連想させるアートや、応接室であれば落ち着いた雰囲気のアートがマッチします。実際に飾る場所を予測することで、空間に合う作品を選べるでしょう。

サイズを考慮する

空間に合うアートと同じように、飾る場所のサイズに注意して作品を選ぶことも重要です。大きいサイズを贈ると飾るスペースが限られてしまい、相手を困らせることもあります。

トイレの壁やデスクのスペースはコンパクトな作品が飾りやすく、会議室や廊下などスペースが広い場所は大きめのサイズが映えます。サイズにも注意してアートを選ぶと、置き場所に困らないため喜ばれるでしょう。

相手の好みに合わせて選ぶ

会社の雰囲気や理念に反するアートは飾れないため、贈る相手に合わせて作品を選ぶことも、大切です。モノトーンを基調としたオフィスに、パステルカラーの可愛らしすぎる作品は、浮いてしまいます。このような相手には、落ち着いた雰囲気の作品を選ぶと無難です。

相手の企業イメージに合わせて選ぶのが難しい場合は、可愛らしすぎない作品や、抽象的で感銘を受ける作品を選ぶとよいでしょう。

アート以外の法人への贈答品

アート以外の法人への贈答品

アートギフト以外の法人への贈答品の種類は多数あります。代表的な商品は以下のとおりです。

  • 胡蝶蘭
  • 観葉植物
  • プリザーブドフラワー
  • カタログギフト
  • 企業ロゴ入りオブジェ・グッズ

これらの贈答品はお礼としても有用です。ビジネスシーンに合った贈答品を選ぶとよいでしょう。

まとめ

廊下の廊下の入り口

この記事では、法人へのアートの贈答品について解説しました。

法人への贈答品は、アートギフトがおすすめです。高級感やオリジナリティのある作品は、特別な想いを込められます。開業や周年記念など、シーンに合わせて選ぶことも大切です。

アートギフトはさまざまな場所で購入でき、相手の好みに合わせてオーダーもできます。この記事を参考に、法人への贈答品にはアートギフトを選んでみてください。

アートリエでは、アートの購入・レンタルをサポートしています。選定から導入まで、全ておまかせも可能です。予算やオフィスの雰囲気・インテリア・設置場所ごとに、5,000点の作品の中から、最適なアートをご提案いたします。アートギフトは、アートリエへご相談ください。

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著者
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